無意識に受け取る人の思考や癖、波動を意識的に選択することによって自分はどのように変化していくのか

人は自分が思っている以上に外からの影響を受けやすいものです。そして無意識にその影響を受けて行動したり思考したりしています。

自分の周りにいる人の思考や癖は、簡単に自分に伝染します。そして、自分の思考、癖も簡単に相手に伝染するのです。そして、どちらに共鳴するかで物事の進み方は変わっていくのです。

もし、周りに合わせて自分が共鳴してしまうのであれば、

「自分が何に触れて、何を選び、何を取り入れるか」は、とても大切になります。

つまり、「これから自分はどうなりたいのか」を常に意識して、それにふさわしいもの、情報、人、環境を選んで行くことです。ただ、この影響し合う効果は、持続性があるものではないので、すぐに元の慣れ親しんだ、今までの自分の状態に戻ってしまいますが、ただ、それに関わっている時間が長ければ長いほどその影響力は強くなります。

なので、どこに自分の身を置くか、そして置き続けるかということがとても大切なのです。

自分の理想の人や環境に触れ、自分の波動がそれらと共鳴し、変わり、そして思考が変わったとします。そして、今までの友人にその話をしたとしましょう。その友人は以前の自分の波動のままなので、ズレが生じます。あなたを批判したり拒絶したりするかもしれません。もしくは受け入れ、素晴らしいと言ってくれるかもしれません。その時にどちらの波動に共鳴するかなのです。友人があなたの波動に共鳴し二人とも新しい波動になるのか、もしくは元の自分の波動を持っている友人に共鳴し、あなたは自分の波動を元に戻してしまうのか。

新しい自分の波動が相手の波動を変えるくらいしっかりと自分に定着していれば自分の波動は維持できます。でも、そうではなく、まだ揺れ動くのであれば慣れ親しんだ波動に戻ってしまうかもしれません。

ここで元の波動に戻ってしまうのは、自分の行動に対する相手の対応を思考で判断してしまうことが一つの理由です。例えば相手から自分が拒絶された、批判された、馬鹿にされたなどと感じ、全てを結びつけてしまいます。相手はただ自分の意見、考えを伝えただけなのですが、自分は勝手にそう思ってしまうのです。そのことによって、自分の変化した波動は、周りから見たらそういうものなのだと考えてしまい、元の慣れ親しんだ相手と同じ、快適と思っている波動へと戻っていきます。

でも、そのように感じる必要はないのです。同じ環境にいて、同じものを見て、同じことを聞いてもその事実の受け取り方は人それぞれ、違うのです。必ず同じではないし、違っていて大丈夫なのです。そして自分の意見を押し付ける必要もなければ、受け入れてもらえなかったことで、落ち込んだり、怒ったり、悔しがったり、どうして分かってもらえなかったのだろうと考えたりする必要はないのです。そういう時は、ニュートラルにフラットにそこから離れれば良いだけなのです。そして、自分が望む環境に自分自身を置けば良いのです。その人とも時期が来れば同調するときが来るかもしれません。なので執着をせず、そういうものだと理解すれば良いのです。そして、望む場所へと動きましょう。物事は変化し続けるのです。

『他人があなたを怒らせたり、怖がらせたりするのは、他人の言動に対してあなたの心が同調するからである。あなたの心がそれに同調しないなら、誰が何を言おうとあなたを怒らせることも怖がらせることもないのだ。 ナポレオン・ヒル』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA