Message of the Day 2022.8.29

「プレッシャーが否定的な態度の原因ではない。自分をオレンジだと思って見るといい。オレンジを絞る時、外側から圧力を加える訳だが、そうすると、どうなると思う?ジュースが出てくる。プレッシャーをかけた時に出てくるのは、もともとオレンジの中にあったものなのだ」ウェイン・W・ダイアー

そのプレッシャー、何かを行動し始めた時にのしかかるストレスは、自分の中を見せてくれるとても大切なものです。それによって自分の中に何があるのかを知ることができるのです。自分の中に押しとどめ、出す機会を与えず、気づかぬふりをしていたもの。知りたくないもの、認めたくないものかもしれない。適度なプレッシャーはそれを表に現してくれます。プレッシャーを受けて自分が否定的な態度をとるのは周りのせいではないのです。もともと自分が持っていたものが現れただけなのです。それをどうするかは自分次第なのです。

毎日の中で気付かぬうちに習慣化してしまったもの、何も考えずにオートマチックに繰り返し続けていること、当然と思っていることに疑問を持ってください。そして、目標を持って行動をおこし、それを変化させるのです。その時にきっとプレッシャーを感じるでしょう。しかし、それを感じ切った先に何があるのでしょうか。もしかしたら、そのプレッシャーを楽しむことができるようになるかもしれません。それをモチベーションに変えることだってできるのです。

絶えず自分を新しい環境に置く習慣をつけましょう。そうすれば絶えず新しい自分を作り出すことができるのだから。

Message of the Day 2022.8.26

あなたが一番強く望むものを一番注意深く観察しましょう。

人生の計画よりも週末の計画を立てることにばかり時間をかける人が多すぎます。そして彼らは突然人生が知らない間に過ぎ去ってしまったということに気がつくのです。

自分が人生で何を一番強く望んでいるかを真剣に考えれば、あなたが達成したいと思っていることに注意とエネルギーを集中させることができるようになります。   ナポレオン・ヒル

まずは、自分が本当は何を望んでいるかに気づくのが大切なのです。いっときの楽しみのために時間を費やしたり、物質を手に入れた時の刹那的な満足感を得るために働くのではなく、この人生で何を成し遂げて、自分は何になるのかの目標を立てるのです。そしてそれを達成する過程を楽しみながら行動するのです。きっと自分の予想を超える出来事がいくつも現れるでしょう。途中で辞めたくなるかもしれません。もしかしたらもうダメかもと思うかもしれません。それでも諦めなければ必ず達成できるのです。その時こそ、しっかりと週末の計画を立て、自分をお祝いする時です。

成功するための「バビロンの大富豪」七つの条件の一つ

財布を太らせるということ。

「財布に十枚のコインを入れたなら、使うのは九枚まででやめておくのです」バビロンの大富豪ジョージ・S・クレイソン

つまり、収入の10%で良いから財布に残しておくということです。この場合、使うコインより入ってくるコインの方が多いので、必ず財布にはコインが残り、それは日に日に増えていき、いつかは財布に入りきらないようになるということです。まあ、当たり前ですね。

だからといって、ただ残していくということではなく、これを実践するときに大切な二つのことがあります。

一つ目は、

「そこで一つ、奇妙な事実を申し上げましょう。なぜそうなるかは分からないのですがね。それは、稼いだ金の十分の九を超える分は使うのをやめてからも、それまでと同じように生活してゆくことができたのです。以前より何かが足りないということはありませんでした。それ以上に、間もなく、以前よりも金が簡単に手に入るようになったのです。稼いだ金の一部なりとも使わずに取っておく人間には、金がより簡単に寄りつくようになる、というのは神々の定めた法則なのでしょうな。むろん財布が空の人間からは、金が逃げてゆくというのと同じです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまり、お金というものもエネルギーの一つであると考えるのであれば、「類はともを呼ぶ」のように同じエネルギーは引き合い、集まりやすくなるということだと思います。そして、常に財布の中にお金があるという状態が、思考にも影響し、「私は十分にお金を持っている」とい意識を持ちやすくなるのです。そのことによりその思考は潜在意識に定着しやすくなりその現実が現れやすくなるということを言っているのでしょう。

なので、財布が空の状態では、お金を引き寄せる元のお金がないので、お金が寄りつくことはできず、さらにお金が常にない、不足しているという状態なので、思考も常に「お金がない、大利ない」と意識していて、それゆえにその現実が起きてしまうのです。

そして二つ目は

「みなさんはどちらのほうを望まれますかな。毎日の欲求を満足させること、宝石やちょっとした装飾品、ちょっと良い服、ごちそう……。そうしたすぐに手に入るけれど、消えるのも早いものですかな。それとも中身のあるもの、黄金、不動産、家畜、商売、定期的な報酬を確保する投資……といったものですかな。財布から取り出す金には、すぐに手に入るけれど消えるのも早いものが買えるだけの力しかありません。財布の中に残しておいたお金によってこそ、初めて実質的な価値のあるものが手に入るのです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまりお金の使い方です。私たちは、お金の使い方、つまりお金の知識というものを学校や家庭で教えてもらうことはほぼありません。そのため、お金というものがどのようなものでどのように使えば良いかということがわからず、ただ目の前にある必要なもの、欲しいものを手に入れるためにお金を使い、そして一時的な満足案を得ることは出来るけれど、結果的に何も残らねいという状態をずっと繰り返しているのです。つまり、負債のためにお金を使うのではなく、その10%のお金を資産のためにお使うということをまず最初にするべきなのです。そのことによって現状から抜け出る第一歩を踏み出すことができるのです。

多くの成功者たちは同じことを伝えています。

彼らは、

  • 収入の10%を自分の向上のために
  • 収入の10%を投資用に
  • 収入の10%を寄付や社会貢献に
  • 収入の10%を自分を楽しませるために
  • などなど

と残しなさいと伝えています。

まずは自分が何にお金を使っているのかに気づき、意図的にその一部を残していくことを始めてみましょう。お金のために働き、お金に使われる人生ではなく、お金を自分のために働かせ、お金を自由に使う人生へと変えていくのです。

今何かを始めようとして、うまくいかず起きてる出来事に不安を感じ、行動が起こせないのであれば

今の自分の周りを見て、どのようなことが起きているでしょうか。何も起きていない平穏な日々を過ごしているのでしょうか。それとも、乗り越えなければならない出来事が起きているのでしょうか。

何か新しいことを始めたり、今までとは違う、変化を加えたりすると必ず自分にとってストレスとなるような出来事が生まれます。何故ならば今まで体験したことがない事をスタートし、それを実現しようとしているから、起こる出来事は、予想外で全く初めてのことになったりするのです。そして、変化が大きければ大きいほど、ゴールが大きければ大きいほど、乗り越えるべき出来事も大きくなるのです。

そのため、変化を避けたり嫌う人がいるのも事実です。「何も起こさなければ何も起きない」のです。「同じ事を繰り返せば同じことが起き続ける」のです。慣れ親しんだ行動や思考は、そのまま慣れ親しんだ出来事を生むのです。そして知っていること以外何も起きないことに心地よさを感じるかもしれません。それを望んでいるのであれば、それも良いかもしれません。

しかし、それに慣れてしまうと、何か新しいことを始める事がとても難しくなってしまったり、もし、始めても、何かストレスのかかる出来事が起きるとすぐに諦めて辞めてしまうようになってしまうことがあるのです。「別に今のままでも十分だ」「そんな嫌な思いをするくらいなら変わらなくていい」と思ってしまうのです。

したこともない何かを始めれば、必ず体験したことのない出来事が起きるのです。でも、やめずに続けていれば、それを乗り越えることができるのです。そして、ゴールを達成した時には、それらの出来事はとても些細なことに感じるのです。そして、同じ出来事が起きても今度はストレスを感じることなく、対応できるようになるのです。そうやって人の能力は向上し、自分が望んでいるゴールを次々と実現することができるのです。

昔、「初めてのおつかい」というテレビ番組がありました。小さい子供が生まれて初めて、一人で母親に頼まれた買い物をしてくるという内容でした。その子供にとっては全てが初めての未体験のことなのです。きちんとお店まで行けるのか、頼まれたものをその通りに買ってこれるのか、レジで支払いはできるのか、他に興味を奪われて途中でやめてしまわないようにできるのか。それでも、ひとりで買い物をしてくるというゴールに向かって、しっかりと行動し、おつかいをすませることができたのです。

考えてみてください。この子供にとってはとてもストレスがかかった出来事だったかもしれません。一人で行くことに不安でいっぱいだったかもしれません。でも、やり遂げることができたのです。私たちもこういう時期があったと思います。今はどうでしょうか。一人で買い物に行くのに不安がいっぱいで、ストレスを抱えているでしょうか。きっと、今、そのような人はいないと思います。一人で買い物に行くのにすっかり慣れて、なんのストレスもなくすることができていると思います。

全ての出来事は、このようなものなのです。どんなことも、最初はストレスを感じるものなのです。でもそれを乗り越えることができるのです。そして、行動し続ければ、ゴールを達成することができるのです。そうやって私たちはできることが増えていくのです。あの人だからできるではないのです。あの人は行動し、乗り越えたからできるのです。そして乗り越えると、それはストレスではなくなるのです。ただの出来事に変わるのです。だから、また何か新しいことを始めようと思えるのです。