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新刊のご紹介

2冊目の電子書籍「思考の種の育て方」をAmazonKindleから出版しました。

「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」ということについて、思考の仕組みやいくつかの法則と組み合わせる視点で書いています。

引き寄せの法則は、望んでいるものをイメージしてそれを引き寄せるというものです。しかし、いくらイメージしても引き寄せができないこともよくあるのが事実です。

それには理由があります。その理由とそれを解決する方法を仕組みをまじえながら詳しく解説しています。

もし、あなたが叶えたいと考えている望みがあるのなら、もし、今の状態を変えたいと願っているのなら、そしてなりたい自分の理想があるのなら、この本がヒントになるかもしれません。

この本を手に取っていただけたら幸いです。


こころとからだの健康ラボ・LiFE 公式ホームページhttps://bpspoffice.hp.peraichi.com/top_site

電子書籍の紹介

電子書籍を出しました。

思考の種 すべてをつくる潜在意識の偉大さがわかる

 

なぜ引寄せが上手くいく時とそうでない時があるのか。
なぜ上手に引寄せられる人とそうでない人がいるのか。
もしその理由がわかるのであれば、
あなたの人生にどのようなことが起きるでしょう。


もし、あなたが引き寄せの本をいくつも読み、
思考は現実化すると頭では分かっていても
なかなか上手く引寄せられないのなら。

そもそもどのように実践したら良いのかが
よくわからないのなら。

本書はその手助けをすることができるかもしれません。
上手くいかないのには理由があります。
がむしゃらに頑張るだけでは難しいのです。

まずは引き寄せの法則の仕組みを知ることです。
そして効果的に望みを潜在意識に書き込んでいく。
ここが重要です。

本書では、その仕組みと
実践方法をわかりやすくご紹介しています。

自分の望みを叶えたいと思っているのなら、
自分の人生を変えたいと思っているのなら、
自分の本当の望みを知りたいと思っているのなら

この本があなたの役に立つかもしれません。

成功するための「バビロンの大富豪」七つの条件の一つ

財布を太らせるということ。

「財布に十枚のコインを入れたなら、使うのは九枚まででやめておくのです」バビロンの大富豪ジョージ・S・クレイソン

つまり、収入の10%で良いから財布に残しておくということです。この場合、使うコインより入ってくるコインの方が多いので、必ず財布にはコインが残り、それは日に日に増えていき、いつかは財布に入りきらないようになるということです。まあ、当たり前ですね。

だからといって、ただ残していくということではなく、これを実践するときに大切な二つのことがあります。

一つ目は、

「そこで一つ、奇妙な事実を申し上げましょう。なぜそうなるかは分からないのですがね。それは、稼いだ金の十分の九を超える分は使うのをやめてからも、それまでと同じように生活してゆくことができたのです。以前より何かが足りないということはありませんでした。それ以上に、間もなく、以前よりも金が簡単に手に入るようになったのです。稼いだ金の一部なりとも使わずに取っておく人間には、金がより簡単に寄りつくようになる、というのは神々の定めた法則なのでしょうな。むろん財布が空の人間からは、金が逃げてゆくというのと同じです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまり、お金というものもエネルギーの一つであると考えるのであれば、「類はともを呼ぶ」のように同じエネルギーは引き合い、集まりやすくなるということだと思います。そして、常に財布の中にお金があるという状態が、思考にも影響し、「私は十分にお金を持っている」とい意識を持ちやすくなるのです。そのことによりその思考は潜在意識に定着しやすくなりその現実が現れやすくなるということを言っているのでしょう。

なので、財布が空の状態では、お金を引き寄せる元のお金がないので、お金が寄りつくことはできず、さらにお金が常にない、不足しているという状態なので、思考も常に「お金がない、大利ない」と意識していて、それゆえにその現実が起きてしまうのです。

そして二つ目は

「みなさんはどちらのほうを望まれますかな。毎日の欲求を満足させること、宝石やちょっとした装飾品、ちょっと良い服、ごちそう……。そうしたすぐに手に入るけれど、消えるのも早いものですかな。それとも中身のあるもの、黄金、不動産、家畜、商売、定期的な報酬を確保する投資……といったものですかな。財布から取り出す金には、すぐに手に入るけれど消えるのも早いものが買えるだけの力しかありません。財布の中に残しておいたお金によってこそ、初めて実質的な価値のあるものが手に入るのです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまりお金の使い方です。私たちは、お金の使い方、つまりお金の知識というものを学校や家庭で教えてもらうことはほぼありません。そのため、お金というものがどのようなものでどのように使えば良いかということがわからず、ただ目の前にある必要なもの、欲しいものを手に入れるためにお金を使い、そして一時的な満足案を得ることは出来るけれど、結果的に何も残らねいという状態をずっと繰り返しているのです。つまり、負債のためにお金を使うのではなく、その10%のお金を資産のためにお使うということをまず最初にするべきなのです。そのことによって現状から抜け出る第一歩を踏み出すことができるのです。

多くの成功者たちは同じことを伝えています。

彼らは、

  • 収入の10%を自分の向上のために
  • 収入の10%を投資用に
  • 収入の10%を寄付や社会貢献に
  • 収入の10%を自分を楽しませるために
  • などなど

と残しなさいと伝えています。

まずは自分が何にお金を使っているのかに気づき、意図的にその一部を残していくことを始めてみましょう。お金のために働き、お金に使われる人生ではなく、お金を自分のために働かせ、お金を自由に使う人生へと変えていくのです。

潜在意識に蓄積されるデーターとはどのように作られていくのか

私たちは、毎日数え切れないほどの多くのことを体験しています。いろいろなことを見たり聞いたりして、その出来事を受け止め、自分なりに判断して行動していると思います。そして、その一連の記憶は、パソコンのハードディスクに保存するように、意識(主に潜在意識)に保存されていくのです。そして、それが私たちの判断や行動に影響を及ぼしていきます。

私たちは、毎日数え切れないほどの多くのことを体験しています。いろいろなことを見たり聞いたりして、その出来事を受け止め、自分なりに判断して行動していると思います。そして、その一連の記憶は、パソコンのハードディスクに保存するように、意識(主に潜在意識)に保存されていくのです。そして、それが私たちの判断や行動に影響を及ぼしていきます。

人がある行動をとる理由を知りたかったら、どうすればよいだろうか。性格やアイデンティティ、そして運命さえも形づくったであろう、その人の人生で最も重要で、大きな影響を与えた経験が、間違いなく手がかりになるはずだ。

”アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ”

つまり色々なデータが、パソコンの中にあるたくさんのフォルダに振り分けられ、保存されているように、人の経験値というデータも振り分けられ、ファイルとして保存されているのです。そして、それは記憶、感情、感覚などと紐づけられています。そのため、フォルダ名は、「恐怖」であったり、「不安」であったり、「悲しみ」であったりとその時の感情ごとに振り分けられ、保存され続けていくのです。

そして、何か出来事が起きると、今感じている感情と同じフォルダから似たような過去の出来事のファイルを起動させ、それを参照データとして、行動し、適切だと思う振る舞いをするのです。

なので、恐れを感じる出来事が起きれば、恐怖のフォルダにアクセスし、そこからファイルを引っ張り出し、過去の経験に結びつけて行動するのです。そして、それを繰り返すことによって恐怖のデータは蓄積、強化され、恐怖の感情を倍増させていくのです。

ここで一つ気をつけなければいけないのは、この参照データにアクセスする時に、無意識に選び出しているということです。今の自分の精神状態に気がつかず、自動的にアクセスし、過去の経験を選び出し、その感情、感覚を強め、その中に深く沈み込んでしまうということです。そして、自分自身のハンドルを手放し、意識的に思考することなく、自分の周りにハンドルを手渡してしまうのです。

経験値とは、自分が経験したこと、見聞きし、触れ、味わい、匂いを嗅いだりしたことのデータですが、それ以外もデータとして保存されていくものがあります。それは、自分は経験していないが人から聞いた情報や、起きていないがこうなるのではと自分が想像したことなどです。そして、それがフォルダに保存されていくうちに、内容が少しづつ、歪められたり、削除されたり、普遍化・一般化されたり、似たようなことと関連付け、その範囲を少しづつ広げていったりしながら、その感情が湧き上がる出来事を増やしていき、その感情を感じ続け、自分の中にそれを強固に確立していくのです。

例えば、最初は悲しみという感情が、

「子供の頃、期日までに宿題が終わらずに親に叱られて悲しい」が

「親に何か欲しいものを買ってもらいたくてお願いしたけど、買ってもらえなくて悲しい」も同じフォルダに入れられ、

次に、「私はいつも親に私の気持ちを受け入れてもらえなくて悲しい」になり、

次第に、「私は誰にも受け入れてもらえない、受け入れてもらう価値のない人間なんだ」となり

最後には、「何をしたってうまくいくはずもない、悲しい気持ちになるだけだ」

と普遍化してしまうのです。

私たちは、こうして感情に紐づけて、それを定着させるのがとても上手なのです。ただ、ネガティブな体験に関してはという条件では。これをポジティブな感情で同じようにする習慣は多くの人が持っていないのですね。同じように楽しい感情や幸せな感情を強化する癖はなく、そう行ったことが起きてもネガティブな感情、不安・恐怖に結びつけてしまうのです。せっかく上手く行っているのに、上手くいかないフォルダにそれを入れてしまう。そういう不思議な癖が私たちにはあるのです。

「今回はうまく行ったけど、次もこんなに上手くいくとは限らない」とか「こんなに楽しことはそう長く続かない」とか。

この負の連鎖、ループから抜け出し、ルートを変えるには、どうすればよいのか。

私たちのこの習慣、癖、さらには信念というものは、この経験値そのものに影響を受けているのではなく、それを私たちがどのように解釈しているかに影響を受けているのです。そしてその解釈によって、良い、悪いなどの判断が生まれ、感情が湧き出てくるのです。

悲しみの感情が生まれた時、恐怖の感情が生まれた時、「どうして私にその感情が生まれたのだろう」と考えてみることです。「何に対して悲しんでいるのだろう」「どんなことに恐怖を抱いているのだろう」とそれについて、しっかりと自分の内面を見つめることです。

きっと、それは過去の経験から同じ出来事に紐づけて悲しみや恐怖を感じたり、これから起きることが過去と同じようになると考え、悲しみや恐怖を湧き上がらせているのです。

今、起きていることと過去は関係ないし、これから起きることと過去も全く関係ないのです。過去の出来事を参考に全ての物事を判断しないでください。今起きていること、これから起きることへの自分自身の感情と思考、行動のハンドルをしっかりと自分の手に持ちましょう。そして意図的に考えるのです。自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、何を達成したいのか、何に価値を置いているのか、何を大切にしているのか。それを明確にするのがとても大切なのです。いつも目標を持ちましょう。そして自分にとって何が大切なのか、自分が何を大切にしているのかに気付きましょう。

やはり目標設定は人生の一部なのだと感じ、それがこの世界を生きるゲームの基本設定なのだと考える

君が、普通の生活をしたければ、目標なんていらない。でも、普通と違った人生を望むならば、それを明確にしなければいけない。たとえば、宇宙のレストランに入って、オーダーすることをイメージしてほしい。レストランに入って、「ご注文は?」と聞かれる。君が何も言わなければ、周りの人と同じランチの定食を運んできてくれる。君が、普通の人の食べる定食がイヤなら、別の注文を出さないといけないだろう。

目標は、この注文のようなものだ。何が欲しいか言ってあげないと、ウェートレスの人も困ってしまう。はっきりと何が欲しいかを言ってあげなければいけない。どういう仕事がいいのか、どんな人生が欲しいのか、一つはっきりさせていけばいい。そのオーダーを伝えると、ウェートレスの人が、その人生の値段を言ってくる。

宇宙レストランの値段はお金ではなく、行動で支払うことになっている。欲しいもののための、行動リストを書いて、そのとおりに行動する。そうすると、注文どおりの人生がやってくるというわけだ。引用 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

目標設定は、私たちにとって大切なものの一つです。目標を設定することによって、目的地がわかり、思考と行動が変化します。何をすべきか何を基準に物事の判断をするべきかがわかり、その結果、自分の言葉や行動、振る舞いも変化します。日々の暮らしの中で、少しづつ少しづつ思考を変えていくことで、現実も変化していくのです。これは潜在意識の書き換えとも言えます。

「健康でいたいなら、健康でいるという思考、目標」を持ってください。

「豊かでいたいなら、豊かでいるという思考、目標」を持ってください。

ここで大切なのは、

「健康になりたいという思考、目標」「豊かになりたいという思考、目標」ではないということです。なりたいという思考、目標では、なりたいという現実ができてしまうからです。ずっと達成されていない状態が続いてしまうのです。

では目標を作ってみましょう。目標を作る時には、感情・感動をつけてリアルにイメージしてください。この感情・感動がとても大事になります。そして、本当に求めているものでなければリアルに楽しくイメージできないのです。自分が本当に求めているものを目標にしてください。何を自分が求めているのかをしっかりと見つめてください。それがわかれば、その目標を言葉にし、それを達成した自分を感情・感動とともにイメージして何度も味わってください。それがまず目標実現の第一歩です。

その時にもう一つ大事なのは、その目標を自分自身がしっかりと信じることができるかということです。自分自身のどこかにその達成は無理だと感じないようにすることです。もし無理だと感じてしまうとその影響が出てしまいます。現実化が遅くなってしまうかもしくは現実とならないか。そもそも自分の限界を超えたイメージを自分で想像するのは難しいものです。そこで、まずは自分が達成できると感じているところの少し上を目標に設定してください。それならば、達成できた自分をイメージすることは難しくはないと思います。ほんの少しの上から始め、徐々に広げていけば良いのです。自分に作っている制限を少しづつ取り外していくのです。

なかなか自分でするのは難しいと感じるのならば、こういうイメージングのサポートとして、カウンセリングやコーチング、キネシオロジーのセッションなどを活用するのも良いと思います。

人にはエネルギーが絶えず流れています。そのエネルギーをどこに流すかで、物事は大きく変わるのです。そのエネルギーの流す先を明確にするのが目標設定なのです。毎日の些細なことでも、ひと月後のことでも、一年後のことでも、たくさんの目標を設定してください。そして書き記してください。そして何が実現されたか確認してください。きっと、自分が本当は何を望んでいるのかがわかり始めると思います。

直感を感じ行動すること、それがどのような意味を持っているのか

これをしようと思いついた、もしくはふとこれをすれば良いのではないかと思いついた時、よくそれは直感と言われたりしますが、その瞬間にその未来(現実)は出来上がっています。そして、その瞬間が一番スムーズにそれを実現できるタイミングです。だから、何かを思いついた時はすぐに行動することです。それが自分にとって一番良い経験を経て、現実を作り出すタイミングです。それが「今は忙しいからまた後で」とか「今、それをしたらどう思われるかな」とか「今じゃなくても大丈夫」とか考えて、行動を先延ばしにしないでください。そうすると、その現実につながる道は少しづつ遠くなっていき、最後にはその現実に直接つながる道はなくなってしまいます。

直感を得て、何かを思いついた時、きっとすぐに思考が働いて、何かしらの言い訳を作り上げてしまうかもしれません。それをしなくても良い理由を探し出すでしょう。そしてその理由はきっと次から次へと湧いてくるでしょう。それは癖なのです。今までしてきた習慣なのです。同じことを繰り返していたら。同じ現実が繰り返されます。直感は、何かを変えようと、もっと自分の人生が自分の望むものになると考えて、思いついたものなのです。それを実行すれば、今までとは違う現実を作り出すことができるのです。

よく決断は先延ばしにしようという人がいる。あとでゆっくり決断しようというタイプだ。でも、その人はよく見ると大きな決断を知らずにやっている。それは、「いまは決断しないでおこう」という決断だ。これが、人生でも最も大きい落とし穴の一つだ。人生のことを真剣に考えるのは面倒だ。だから、それが重要であればあるほど、何も考えないようにして、決断を先延ばしにしてしまう。でもその人は、人生を無駄に過ごすと決断していることを知らないのだ。こういう人間は実際に大きな問題にぶちあたらないと、人生を見つめなおそうとしない。それは、健康とお金と人間関係の三つだ。この三つで問題が発生しないかぎり、人はぬるま湯で生きていこうとする。何かに直面したり、変えていこうと決意したりしないものなのだ。 引用 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

行動すると決めてください。そうすると物事は動き出します。この行動するということを決めることが一番エネルギーを使うのです。動き出しが大変なのです。直感は火種のようなものなのです。その火種が消えないうちに、行動して火を大きくするのです。そうすればあとは自然に燃え続けてくれるのです。

すぐに決断して行動する癖をつけてください。しかし、大きな決断をするにはストレスがあるかもしれません。どうしても今までの癖や習慣が邪魔するかもしれません。まずは、毎日の些細なことから始めるのです。朝、起きて今日はどの服を着るのか、お店で買い物をする時どれを買うのか、どこかにいく時にどの道を選ぶのか、毎日の些細な選択で練習するのです。それならば、直感に従ってすぐに決断しても大きな問題にはならないと思います。そこからすぐに決断し、行動する癖をつけるのです。

「決断の遅い人は、決断を実行に移すのも同じように遅い」のです。

まずは、毎日の些細な直感を感じてすぐに決断し実行に移しましょう。そうすることで徐々に大きな選択もすぐに決断し、実行に移すことができるようになります。そして、自分の現実、人生に大きな変化を起こすことができるようになるのです。

思考と言葉のエネルギーは自分の周りに確実に影響しているので、その仕組みを知ることで何かが変わるとわかる瞬間について考えてみる

何かを達成したいと考えた時、具体的な目標ができた時、まずすべき大切なことは決めることです。それを達成すると決断することです。

自分の周りはエネルギーで満たされています。そして、その決断の思考が、そのエネルギーに働きかけ、動かすのです。思考しなければ、そのエネルギーは決して動かないのです。

そのエネルギーが動くことにより、ものごとが目標に向かって動きはじめるのです。

そのためには、まずは自分の達成したいこと、目標を宣言してください。そして言い切ってください。その時に誰かから許可をもらいたいと思いながら宣言はしないでください。誰かに背中を押してもらいたいと思いながら宣言はしないでください。そうすると、エネルギーは相手に流れてしまい、自分の現実ではなくなってしまい現実化しなくなります。

言い切るということは、覚悟するということと似ています。覚悟をすることで、周りから、「無理だよ」「やめなよ」「できないよ」と言われても、しぼむことなく続けることができるのです。そうでないと、周りの意見に振り回され、自分がどうしたいのかどんどんわからなくなってしまいます。

覚悟すれば何でもできます。覚悟すれば行動できます。つまり、行動できていない人は、決めていない、宣言していない、言い切っていない、覚悟していないのです。

覚悟して行動すれば、現実はそのとおりになるのです。そこにエネルギーが流れ、応援、力になってくれる人や出来事が現れるのです。

でも、私は自信がないから言い切れないと、そんなことはできないと思うかもしれません。誰もが最初から自信があるわけではないのです。経験するうちに自信はできるのです。

世界的なコーチであるアンソニーロビンズも著書「自分を磨く」で次のように書いています。

「あなたはどうして、そんなに多くのことを成し遂げられたのですか」とよく聞かれる。その理由の一つは、私のものの見方が他の人とは違っているからだと思う。普通の人は、まず能力を高め、それから自信が持てるようになるが、私はまず自信を持つので、必要な能力が身につくまで確信を持ってやり通すことができる。

自分を磨く アンソニーロビンズ

言い切るから、決めたことが出来るようになり、出来るようになるから自信もついてくるのです。最初から自分の目標の100%でなくて良いのです。今の自分ができるところを100%でしていくことで、少しづつクリアしていき、少しづつ自信も増えていき、自分の目標が成し遂げられるのです。

しっかりと宣言してください。そうすることでそのエネルギーは動き出し、そしてそれは共有意識へと流れていくのです。そして周りの人達が、あなたの宣言を受け入れ、それを信じれば信じるほど、共有意識にそのエネルギーが満たされ、現実化されるのです。多くの人達は無意識に毎日を過ごしています。その無意識に思考しているエネルギーを自分の目標に流してもらうのです。そうすることで目標達成は加速していきます。

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 ハーブ・エッカー著

 思考から感情が生まれる。  

 感情から行動が生まれる。  

 行動から結果が生まれる。

では、この公式の「思考」はいったいどこからきたのか。なぜあなたは、隣りにいる人と違う考え方をするのか。  

 思考は、心の中のファイル・キャビネットに保存されている「情報ファイル」から生まれる。そして、情報ファイルの中身は幼児期から今までの経験、または教育によってつくられる。つまり、今あなたが何を考えるかは、過去の経験や教育という「プログラミング」によって決まるということだ。  

この新しい解釈を、先ほどの公式に付け加えると次のようになる。

 プログラミングから思考が生まれる。  

 思考から感情が生まれる。  

 感情から行動が生まれる。  

 行動から結果が生まれる。

 だから、前述のパソコンの例と同様に、結果を変える最初の大切なステップは、心の中のデータやプログラムを変更することなのである。  

 つまり、金持ちになるための最初の一歩は、自分がお金に関して過去にどのようなプログラミングをされてきたのかを探ることである。

—『ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人: お金を引き寄せる「富裕の法則」 (三笠書房 電子書籍)』ハーブ・エッカー著

 「思考は現実化する」と言うことは、今では当たり前で、その思考を自分が望むように変えれば、現実も自分が望むように変化すると考え、意識的にポジティブシンキング(積極的思考)をしている方も多いと思います。


 ただ、ここで問題なのはその思考が無意識に行われていることの方が多いと言うことなのです。つまり、思考が過去の経験から作り上げられていることに気付いていないと言うことなのです。
 いくら望む現実を思考しようとしても、今までの経験の範囲から抜け出ることができない、無意識にリミッター(制限)をかけてある一定の条件、状況から先は対象とならず想像すらできない。今の自分の現状を見ればそれがわかります。現状はどうでしょうか。1年前とほとんど変わっていないかもしれない。もしかしたら5年前とほとんど変わっていないかもしれない。小さな変化はあるかもしれないですが大枠では同じ状況が起きている。


 つまり思考を変えようと努力してもプログラミングされている情報ファイルは同じですので、同じ状況が起きる。思考をポジティブにしようとしても、それは情報ファイルの範囲内で作られた思考なので少し状況は変わるかもしれないけど、結局大差のない現実がまた作られる。情報ファイルを書き換えなければ、思考を変えることは難しいのです。いくら変えようと頑張っても情報ファイルが残っている限り、思考はそれを基に作られるのです。だから、まずはその情報ファイルに気付くことです。そしてそれを自分の望みに書き換えることが必要なのです。ただこの気付くということが難しい。なぜならそれは自分にとって当たり前で心地よく(望んではいないことかもしれないが)、何の疑問も持たないで何年も一緒にいたものだから。当たり前すぎて、それが自分の中にあるということすらわからない。あることすらわからないものに気付くというのは、書いていて思いましたが無理ですよね。

 しかもこの情報ファイルというものは潜在意識に保存されているのですね。そして、潜在意識はとても正確にファイルを取り出し、起動し、自動運転してくれるのです。そしてその通りの現実を作ってくれる。自分が気付かないうちに。当たり前の変わらない毎日、状況を。

 ではどうすれば良いのか。それを変えるヒントが分かりやすく書かれている一冊です。何度も読み返して、しっかりと理解すればミリオネアマインドを手に入れて、この先の人生は大きく動き出すような、変化も大きくスピードも上がると思わせてくれる内容でした。