「プレッシャーが否定的な態度の原因ではない。自分をオレンジだと思って見るといい。オレンジを絞る時、外側から圧力を加える訳だが、そうすると、どうなると思う?ジュースが出てくる。プレッシャーをかけた時に出てくるのは、もともとオレンジの中にあったものなのだ」ウェイン・W・ダイアー
そのプレッシャー、何かを行動し始めた時にのしかかるストレスは、自分の中を見せてくれるとても大切なものです。それによって自分の中に何があるのかを知ることができるのです。自分の中に押しとどめ、出す機会を与えず、気づかぬふりをしていたもの。知りたくないもの、認めたくないものかもしれない。適度なプレッシャーはそれを表に現してくれます。プレッシャーを受けて自分が否定的な態度をとるのは周りのせいではないのです。もともと自分が持っていたものが現れただけなのです。それをどうするかは自分次第なのです。
毎日の中で気付かぬうちに習慣化してしまったもの、何も考えずにオートマチックに繰り返し続けていること、当然と思っていることに疑問を持ってください。そして、目標を持って行動をおこし、それを変化させるのです。その時にきっとプレッシャーを感じるでしょう。しかし、それを感じ切った先に何があるのでしょうか。もしかしたら、そのプレッシャーを楽しむことができるようになるかもしれません。それをモチベーションに変えることだってできるのです。
絶えず自分を新しい環境に置く習慣をつけましょう。そうすれば絶えず新しい自分を作り出すことができるのだから。