『悲観主義者はチャンスの中に常に困難を見ます。楽観主義者はどんな困難の中にもチャンスを見ます』ウィンストン・チャーチル
多くの人は何か問題が起きると、その問題をどうにか解決しようと努力します。その問題に集中し、問題になっていることはどこか、改善点はあるのかと探し始めます。しかし、このように問題に集中してしまうと問題はさらに大きく膨れ上がっていってしまいます。
いつもそのことばかり考えてしまい、心配や不安があなたの心に慢性的に宿るようになります。問題というのは、その人の認識です。ある出来事をあなたは問題だと捉えても、他の人にはそれはどうってことはないこととして捉え、問題とは感じないことがあります。
起きている出来事はあくまでも自分の認識で変わります。他人や環境があなたに問題を与えているわけではなく、問題は自分自身が作り出しているのです。
それは感情的な反応も引き起こします。心配、不安、恐れ、怒り、悲しみ。そして、それは問題をどうにかしようと努力するよりも、その気持ちの浮き沈みに多くのエネルギーと時間を費やしてしまうことになります。
例えば、「自分にはお金がない。充分なお金を手に入れるためにはどうしたら良い」と考えます。そうするとその不足と悲しみ、不安の感情が喚起され、その感情をいつも感じ続けることになるでしょう。
潜在意識は、あなたの思考をそのまま現実に現します。つまり充分なお金を手に入れるにはどうしたら良いと考え続ける現実を作り出すのです。
今起きている現実を問題だと捉えている認識の仕方で、あなたがその問題の解決策を見つけることは難しいことです。なぜならその認識の仕方自体が問題を作り出しているからです。
問題を見つめ、解決策を探るのはほどほどにして、感情に支配されることなく気持ちを落ち着け、自分の内なる声に耳を傾けてみるのも良いかもしれません。ふと解決策が生まれるかもしれません。
「私には豊かになる権利がある」と考え、周りで起きていることを少し視点を変えながら眺めてみるのも良いでしょう。意外と答えは簡単に見つかるかもしれません。
問題が起きているということは、そこにチャンスがあるということです。
「失敗や逆境の中には、全てそれ相応か、それ以上の大きな利益の種子が含まれている」ナポレオン・ヒル
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