思考は現実化するという当たり前の世界で、それをどのように理解したら良いのかという情報はたくさんあるので、それらをどう整理してみようかと書き始めてみる

「今の自分の現実、今目の前に広がり体験している現実は、自分が作り出している。厳密には自分の思考、意識がそれらを作り出している」という事実

そう言うと、望んでいない出来事や現実ばかりだと思う人もいるかもしれないし、ほんとうにその通り、望んだ通りのことが起きていると思う人もいるかもしれない。

それは顕在意識で望んだことなのか、潜在意識で望んだことなのかという違いなのです。人の意識には顕在意識と潜在意識という二つの意識があると言われています。顕在意識は、文字通り顕在している意識、自分が気付いている意識です。「お腹が空いたからラーメンが食べたいな」とか「あの人なんか嫌な感じだな」とか「今月支払い大丈夫かな」とか普通に思考していることですね。一方、潜在意識は無意識に思考してしまっているものです。癖や習慣や思い込みなんかがそうですね。自動運転のように次々と思考が湧いては消え、湧いては消えているのです。そして、それは止まることなく永遠に思考し続けます。

実は人の意識の90%以上が潜在意識と言われています。そして潜在意識に刷り込まれた情報の方が現実化しやすいというのも事実です。

では、潜在意識が自分の現実を作っているのはわかったから、その自分で気付けない無意識に湧いてくる思考はいったいどうすればいいのということになりますよね。まさにそうですよね。

まずは、その潜在意識を知ることが大切です。

今、自分の周りに起きていることを書き出してみましょう。どんなことが起きているでしょうか。望んだことばかりでしょうか、それとも望んでいない嫌で辛いことばかりでしょうか。それらを具体的に書き出してみてください。

それを見るとどんな感情が湧き出てくるでしょうか、楽しみ、喜び、自信、充実感、達成感、それとも苦しみ、憎しみ、不安、心配、恐怖。

それが自分がいつも考え、思考していること、癖や習慣、思い込みなのです。

いつも、今の自分の状況をしっかりと観察すれば、自分が考えていること思考がわかるのです。そうであれば、その思考を自分の望む思考に作り変えれば、自分が望む現実になり、自分が望む人生へと変化していくのです。

今の自分の状況から、しっかりと今の自分の思考を観察せず、そして観察をしないからそれに気付くことができず、そのため無意識の思考、感情に支配されその現実を作り出す。これは、自分の行動、そして人生のハンドルを誰かに渡してしまっている状態です。周りに起きていることにその時その時で刹那的に反応してしまい、行く先もわからず、起きてしまったとこに対処して、また次に起きたことに無意識に反応してしまう。ここには自分はいないのです。どこにも。

そのハンドルを自分の手に取り戻しましょう。まずは手始めにじっくりと自分の環境を観察しましょう。自分の中に湧いてくる感情とともに。そしてその思考をどの様に使うのか、どの思考を現実と認識し実現させ続けたいのか、どの思考を変えたいのか。それをはっきりと認識して、自分が望んだ世界、人生へと変えていくのです。

「考え方を変えれば、それは簡単に自分の人生を変えてしまうのです」

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