並行世界を考えて、現実は自分が創造している。そして次に起きることも自分が選んでいる

何か目標や望むことを考え、そのために行動した時、きっと「次は何が起きるだろうと」と考えると思います。意識的にも無意識的にも、その瞬間に、すでに予想した数だけの並行世界が作られいています。それのどれを選ぶかは、自分で決めることができるのです。そのことで次に起きる現実が変わるし、変えることができるのです。

では、自分はどのようなことを望んでいるのでしょうか。どのような目標を持っているのでしょうか。試しに、今までの自分を思い返してみてください。

「自分はどのような人でありどのようなことをして、どのように考え、どのように振舞っていたでしょうか」

何かを始めようと思った時、何かをしたいと思った時、そしてそれを続けていた時、どんなことを考え、どのような感情で、どのように振舞っていましたか。書き出せるのであれば書き出してみてください。

では、それをあらためて見て、どのように感じますか。全てが満足できる結果でしょうか。もし、どこかを変えたいとか、こうすればよかったと思うのであれば、次に

「理想の自分がその時ならこうすること」を書いてみてください。そして、理想の自分は、どの様な人なのか具体的にイメージして、それも書き出してください。

どんな服を着ているのか。同じことが起きた時にどんな対応をするのか。自信たっぷりに過ごしているのか、創造性豊かに対応しているのか、いつも楽しく笑っているのか。思いつく理想の自分をしっかりとイメージしてください。

そして、何か目標や望むことに対して行動した時、その理想の自分ならどう行動するだろうかと考えてください。その瞬間に新しい並行世界は出来上がります。そして、今回はその世界を選択するのか、それとも、今までの癖で今までの自分が思い描いた並行世界を選択するのか。それを自分は選ぶことができるのです。

理想の自分が行動するだろう並行世界を選ぶと、きっと、あなたは最初は違和感を感じると思います。なので一気に変えようとする必要はありません。ゆっくりと少しづつ変化してください。最終的にはその方が大きく変化させようと動くよりも早道なのです。変化を始めると必ず自分の周りから抵抗を受けます。なぜなら、周りの人たちは過去のあなたしか知りませんし、過去のあなたと付き合っているのです。でも、あなたはすでに未来の自分を表現し始めているので、そこに違和感が生まれ、周りから変化をさせない様な行動や言動を受けると思います。

また、自分の中でも大きな抵抗が出ると思います。今までの自分と理想の自分がせめぎあって、行こうとしたり、引き返させようとしたりすると思います。理想の自分なのに「これは私ではないかも、私には不釣り合いだ、そんな器ではない」など思ってしまうかもしれません。

なのでゆっくりと少しづつ変化することを意図して行動してください。そして少しづつでも一度変化したことは、自分の中でも周りからでも抵抗は起きにくくなります。

そして、自分が少しづつ変化していくにつれて、周りも自然と変化していきます。その時に離れていってしまう人もいるかもしれません。でもそれは仕方のないことなのです。自分が変化すると今まで合っていると思っていた人や出来事が合わなくなってしまうのです。

その時はすっきりとそれらに対する執着は手放しましょう。手放すことでスペースができ、今の自分に合う人、出来事に出会うことができます。手放さなければ、次に出てくる人や出来事と出会うことも手にすることもできないのです。

あなたが自分が望む方向に変化をすれば、必ずあなたの周りの人や出来事、環境も同じ様に変化します。

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