Message of the Day 2022.8.26

あなたが一番強く望むものを一番注意深く観察しましょう。

人生の計画よりも週末の計画を立てることにばかり時間をかける人が多すぎます。そして彼らは突然人生が知らない間に過ぎ去ってしまったということに気がつくのです。

自分が人生で何を一番強く望んでいるかを真剣に考えれば、あなたが達成したいと思っていることに注意とエネルギーを集中させることができるようになります。   ナポレオン・ヒル

まずは、自分が本当は何を望んでいるかに気づくのが大切なのです。いっときの楽しみのために時間を費やしたり、物質を手に入れた時の刹那的な満足感を得るために働くのではなく、この人生で何を成し遂げて、自分は何になるのかの目標を立てるのです。そしてそれを達成する過程を楽しみながら行動するのです。きっと自分の予想を超える出来事がいくつも現れるでしょう。途中で辞めたくなるかもしれません。もしかしたらもうダメかもと思うかもしれません。それでも諦めなければ必ず達成できるのです。その時こそ、しっかりと週末の計画を立て、自分をお祝いする時です。

成功するための「バビロンの大富豪」七つの条件の一つ

財布を太らせるということ。

「財布に十枚のコインを入れたなら、使うのは九枚まででやめておくのです」バビロンの大富豪ジョージ・S・クレイソン

つまり、収入の10%で良いから財布に残しておくということです。この場合、使うコインより入ってくるコインの方が多いので、必ず財布にはコインが残り、それは日に日に増えていき、いつかは財布に入りきらないようになるということです。まあ、当たり前ですね。

だからといって、ただ残していくということではなく、これを実践するときに大切な二つのことがあります。

一つ目は、

「そこで一つ、奇妙な事実を申し上げましょう。なぜそうなるかは分からないのですがね。それは、稼いだ金の十分の九を超える分は使うのをやめてからも、それまでと同じように生活してゆくことができたのです。以前より何かが足りないということはありませんでした。それ以上に、間もなく、以前よりも金が簡単に手に入るようになったのです。稼いだ金の一部なりとも使わずに取っておく人間には、金がより簡単に寄りつくようになる、というのは神々の定めた法則なのでしょうな。むろん財布が空の人間からは、金が逃げてゆくというのと同じです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまり、お金というものもエネルギーの一つであると考えるのであれば、「類はともを呼ぶ」のように同じエネルギーは引き合い、集まりやすくなるということだと思います。そして、常に財布の中にお金があるという状態が、思考にも影響し、「私は十分にお金を持っている」とい意識を持ちやすくなるのです。そのことによりその思考は潜在意識に定着しやすくなりその現実が現れやすくなるということを言っているのでしょう。

なので、財布が空の状態では、お金を引き寄せる元のお金がないので、お金が寄りつくことはできず、さらにお金が常にない、不足しているという状態なので、思考も常に「お金がない、大利ない」と意識していて、それゆえにその現実が起きてしまうのです。

そして二つ目は

「みなさんはどちらのほうを望まれますかな。毎日の欲求を満足させること、宝石やちょっとした装飾品、ちょっと良い服、ごちそう……。そうしたすぐに手に入るけれど、消えるのも早いものですかな。それとも中身のあるもの、黄金、不動産、家畜、商売、定期的な報酬を確保する投資……といったものですかな。財布から取り出す金には、すぐに手に入るけれど消えるのも早いものが買えるだけの力しかありません。財布の中に残しておいたお金によってこそ、初めて実質的な価値のあるものが手に入るのです」バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン

つまりお金の使い方です。私たちは、お金の使い方、つまりお金の知識というものを学校や家庭で教えてもらうことはほぼありません。そのため、お金というものがどのようなものでどのように使えば良いかということがわからず、ただ目の前にある必要なもの、欲しいものを手に入れるためにお金を使い、そして一時的な満足案を得ることは出来るけれど、結果的に何も残らねいという状態をずっと繰り返しているのです。つまり、負債のためにお金を使うのではなく、その10%のお金を資産のためにお使うということをまず最初にするべきなのです。そのことによって現状から抜け出る第一歩を踏み出すことができるのです。

多くの成功者たちは同じことを伝えています。

彼らは、

  • 収入の10%を自分の向上のために
  • 収入の10%を投資用に
  • 収入の10%を寄付や社会貢献に
  • 収入の10%を自分を楽しませるために
  • などなど

と残しなさいと伝えています。

まずは自分が何にお金を使っているのかに気づき、意図的にその一部を残していくことを始めてみましょう。お金のために働き、お金に使われる人生ではなく、お金を自分のために働かせ、お金を自由に使う人生へと変えていくのです。

今何かを始めようとして、うまくいかず起きてる出来事に不安を感じ、行動が起こせないのであれば

今の自分の周りを見て、どのようなことが起きているでしょうか。何も起きていない平穏な日々を過ごしているのでしょうか。それとも、乗り越えなければならない出来事が起きているのでしょうか。

何か新しいことを始めたり、今までとは違う、変化を加えたりすると必ず自分にとってストレスとなるような出来事が生まれます。何故ならば今まで体験したことがない事をスタートし、それを実現しようとしているから、起こる出来事は、予想外で全く初めてのことになったりするのです。そして、変化が大きければ大きいほど、ゴールが大きければ大きいほど、乗り越えるべき出来事も大きくなるのです。

そのため、変化を避けたり嫌う人がいるのも事実です。「何も起こさなければ何も起きない」のです。「同じ事を繰り返せば同じことが起き続ける」のです。慣れ親しんだ行動や思考は、そのまま慣れ親しんだ出来事を生むのです。そして知っていること以外何も起きないことに心地よさを感じるかもしれません。それを望んでいるのであれば、それも良いかもしれません。

しかし、それに慣れてしまうと、何か新しいことを始める事がとても難しくなってしまったり、もし、始めても、何かストレスのかかる出来事が起きるとすぐに諦めて辞めてしまうようになってしまうことがあるのです。「別に今のままでも十分だ」「そんな嫌な思いをするくらいなら変わらなくていい」と思ってしまうのです。

したこともない何かを始めれば、必ず体験したことのない出来事が起きるのです。でも、やめずに続けていれば、それを乗り越えることができるのです。そして、ゴールを達成した時には、それらの出来事はとても些細なことに感じるのです。そして、同じ出来事が起きても今度はストレスを感じることなく、対応できるようになるのです。そうやって人の能力は向上し、自分が望んでいるゴールを次々と実現することができるのです。

昔、「初めてのおつかい」というテレビ番組がありました。小さい子供が生まれて初めて、一人で母親に頼まれた買い物をしてくるという内容でした。その子供にとっては全てが初めての未体験のことなのです。きちんとお店まで行けるのか、頼まれたものをその通りに買ってこれるのか、レジで支払いはできるのか、他に興味を奪われて途中でやめてしまわないようにできるのか。それでも、ひとりで買い物をしてくるというゴールに向かって、しっかりと行動し、おつかいをすませることができたのです。

考えてみてください。この子供にとってはとてもストレスがかかった出来事だったかもしれません。一人で行くことに不安でいっぱいだったかもしれません。でも、やり遂げることができたのです。私たちもこういう時期があったと思います。今はどうでしょうか。一人で買い物に行くのに不安がいっぱいで、ストレスを抱えているでしょうか。きっと、今、そのような人はいないと思います。一人で買い物に行くのにすっかり慣れて、なんのストレスもなくすることができていると思います。

全ての出来事は、このようなものなのです。どんなことも、最初はストレスを感じるものなのです。でもそれを乗り越えることができるのです。そして、行動し続ければ、ゴールを達成することができるのです。そうやって私たちはできることが増えていくのです。あの人だからできるではないのです。あの人は行動し、乗り越えたからできるのです。そして乗り越えると、それはストレスではなくなるのです。ただの出来事に変わるのです。だから、また何か新しいことを始めようと思えるのです。

潜在意識に蓄積されるデーターとはどのように作られていくのか

私たちは、毎日数え切れないほどの多くのことを体験しています。いろいろなことを見たり聞いたりして、その出来事を受け止め、自分なりに判断して行動していると思います。そして、その一連の記憶は、パソコンのハードディスクに保存するように、意識(主に潜在意識)に保存されていくのです。そして、それが私たちの判断や行動に影響を及ぼしていきます。

私たちは、毎日数え切れないほどの多くのことを体験しています。いろいろなことを見たり聞いたりして、その出来事を受け止め、自分なりに判断して行動していると思います。そして、その一連の記憶は、パソコンのハードディスクに保存するように、意識(主に潜在意識)に保存されていくのです。そして、それが私たちの判断や行動に影響を及ぼしていきます。

人がある行動をとる理由を知りたかったら、どうすればよいだろうか。性格やアイデンティティ、そして運命さえも形づくったであろう、その人の人生で最も重要で、大きな影響を与えた経験が、間違いなく手がかりになるはずだ。

”アンソニー・ロビンズの自分を磨く アンソニー・ロビンズ”

つまり色々なデータが、パソコンの中にあるたくさんのフォルダに振り分けられ、保存されているように、人の経験値というデータも振り分けられ、ファイルとして保存されているのです。そして、それは記憶、感情、感覚などと紐づけられています。そのため、フォルダ名は、「恐怖」であったり、「不安」であったり、「悲しみ」であったりとその時の感情ごとに振り分けられ、保存され続けていくのです。

そして、何か出来事が起きると、今感じている感情と同じフォルダから似たような過去の出来事のファイルを起動させ、それを参照データとして、行動し、適切だと思う振る舞いをするのです。

なので、恐れを感じる出来事が起きれば、恐怖のフォルダにアクセスし、そこからファイルを引っ張り出し、過去の経験に結びつけて行動するのです。そして、それを繰り返すことによって恐怖のデータは蓄積、強化され、恐怖の感情を倍増させていくのです。

ここで一つ気をつけなければいけないのは、この参照データにアクセスする時に、無意識に選び出しているということです。今の自分の精神状態に気がつかず、自動的にアクセスし、過去の経験を選び出し、その感情、感覚を強め、その中に深く沈み込んでしまうということです。そして、自分自身のハンドルを手放し、意識的に思考することなく、自分の周りにハンドルを手渡してしまうのです。

経験値とは、自分が経験したこと、見聞きし、触れ、味わい、匂いを嗅いだりしたことのデータですが、それ以外もデータとして保存されていくものがあります。それは、自分は経験していないが人から聞いた情報や、起きていないがこうなるのではと自分が想像したことなどです。そして、それがフォルダに保存されていくうちに、内容が少しづつ、歪められたり、削除されたり、普遍化・一般化されたり、似たようなことと関連付け、その範囲を少しづつ広げていったりしながら、その感情が湧き上がる出来事を増やしていき、その感情を感じ続け、自分の中にそれを強固に確立していくのです。

例えば、最初は悲しみという感情が、

「子供の頃、期日までに宿題が終わらずに親に叱られて悲しい」が

「親に何か欲しいものを買ってもらいたくてお願いしたけど、買ってもらえなくて悲しい」も同じフォルダに入れられ、

次に、「私はいつも親に私の気持ちを受け入れてもらえなくて悲しい」になり、

次第に、「私は誰にも受け入れてもらえない、受け入れてもらう価値のない人間なんだ」となり

最後には、「何をしたってうまくいくはずもない、悲しい気持ちになるだけだ」

と普遍化してしまうのです。

私たちは、こうして感情に紐づけて、それを定着させるのがとても上手なのです。ただ、ネガティブな体験に関してはという条件では。これをポジティブな感情で同じようにする習慣は多くの人が持っていないのですね。同じように楽しい感情や幸せな感情を強化する癖はなく、そう行ったことが起きてもネガティブな感情、不安・恐怖に結びつけてしまうのです。せっかく上手く行っているのに、上手くいかないフォルダにそれを入れてしまう。そういう不思議な癖が私たちにはあるのです。

「今回はうまく行ったけど、次もこんなに上手くいくとは限らない」とか「こんなに楽しことはそう長く続かない」とか。

この負の連鎖、ループから抜け出し、ルートを変えるには、どうすればよいのか。

私たちのこの習慣、癖、さらには信念というものは、この経験値そのものに影響を受けているのではなく、それを私たちがどのように解釈しているかに影響を受けているのです。そしてその解釈によって、良い、悪いなどの判断が生まれ、感情が湧き出てくるのです。

悲しみの感情が生まれた時、恐怖の感情が生まれた時、「どうして私にその感情が生まれたのだろう」と考えてみることです。「何に対して悲しんでいるのだろう」「どんなことに恐怖を抱いているのだろう」とそれについて、しっかりと自分の内面を見つめることです。

きっと、それは過去の経験から同じ出来事に紐づけて悲しみや恐怖を感じたり、これから起きることが過去と同じようになると考え、悲しみや恐怖を湧き上がらせているのです。

今、起きていることと過去は関係ないし、これから起きることと過去も全く関係ないのです。過去の出来事を参考に全ての物事を判断しないでください。今起きていること、これから起きることへの自分自身の感情と思考、行動のハンドルをしっかりと自分の手に持ちましょう。そして意図的に考えるのです。自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、何を達成したいのか、何に価値を置いているのか、何を大切にしているのか。それを明確にするのがとても大切なのです。いつも目標を持ちましょう。そして自分にとって何が大切なのか、自分が何を大切にしているのかに気付きましょう。

Massage of the Day 2022.7.2 たくさんの人と繋がるということは

たくさんの人と繋がるということはいろいろなことを引き起こす

人と繋がる、会う、話す、どこかですれ違う。どれも自分の世界とその人たちの世界が繋がることをお互いにエネルギーレベルで了承したから会ったり、話をしたり、ただすれ違ったりする。だからたくさんの人と繋がるということはたくさんの人の現実と共振することになる。その共振する現実はやはり思考の強い方、数の多い方、重い方が影響力が強く、それが現実化しやすい。つまり自分の望んでいた世界がそれと同じであれば良いのだけれど、もしそれが望んでいないものであるならば、繋がった人達の現実の中に自分が存在していることになる。その人たちの波動が自分のものより強いか、起きている出来事に自分の思考が影響を受けてその現実に流され創造しているか。

だから、テレビを観る、新聞を読む、SNSを観る。それだけでもそこに映る人たちと繋がり現実を共有していることになってしまう。その世界の一員になってしまったことになる。そしてそれに感情が揺り動かされ、思考に影響を受け、その世界を自分の現実として受けとり強固にしてしまう。だから何かを見ても何処にいても自分は自分を信じ、自分の内面を観察し、自分にとって楽しいことに常にフォーカスし、それを感じ、直感を信じて行動しよう。そうすれば自分が想像した世界が出来上がるし、もし同じ場所にいたとしても波動が違う人にはフォーカスされることはないから。

Massage of the Day 2021.7.19 思考が現実化するのであれば、

思考が現実化するのであれば、コロナのない世界を想像すればそれが現実化するのか

例えば、自分が理想としている世界を想像してみる。コロナはなく丸い社会で自分のしたいこと楽しいと思うことだけして楽しく生きている。そうすればそれは現実化するのか。

確かにそれを思考したときその並行世界は出来上がっている。だからその時はその世界に自分はいることになるのだけれど、さて眼を開いて周りを見渡してただ落ちているマスクを見る、ワクチンという言葉を聞く。それだけですぐにコロナを思い出し、そこにフォーカスしてしまうことになる。そうなると現実感が強いのはやはりまだ実現していないものより、すでに実在しているものの方なのであっという間にコロナが存在している世界を作り出してしまうのだ。

過去は変えることはできない。けれで未来は作り出すことができる。未来はまだ何も確定していない。どんな未来も作り出すことができる。

だから常に自分の思考に気づくのだ。そして自分に見えているもの。見ているもの。フォーカスしているものに気づくのだ。それが君が思考した結果、現実化したものだから。それが望んだものであるならさらにそこにフォーカスすればいい。もしそうでないのなら望んでいるものを探し直したらいい。探しても見当たらないのなら想像すればいい。そしてそれが現れた時にしっかりとそれを見つけてフォーカスするのだ。そうすればどんどん思考は現実化して行くだろう。

ただ、このことに気づいて欲しい。君が想像した瞬間、もし何かを手に入れたと考えたとしよう、その時君は同時にそれを手に入れてないことも思考していることになる。手に入れてないから手に入れたいと考えたのだから。だから君は手に入れていない自分もいることをしっかりと見つめる必要がある。その上で手に入れた自分の思考にフォーカスするのだ。実際にあるのにそのことを無視すれば、それは永遠に自分の中に居続けることになる。だから感じ切ってそれを手放すのだ。もうそれは十分ですと。そしてこちらを選択しますと。そうすれば思考は現実化するだろう。

だからコロナももう十分ですと伝えよう。そしてコロナはすでに存在してしまったのだから、今の状況を感じ切ったら、それが過去には存在していたと感じ切ったら、新しい未来を想像すればいい。そうすればきっとその世界が君の目の前に現れるだろうから。そして気がついた時にはコロナは過去の話になっているだろう。

無意識に受け取る人の思考や癖、波動を意識的に選択することによって自分はどのように変化していくのか

人は自分が思っている以上に外からの影響を受けやすいものです。そして無意識にその影響を受けて行動したり思考したりしています。

自分の周りにいる人の思考や癖は、簡単に自分に伝染します。そして、自分の思考、癖も簡単に相手に伝染するのです。そして、どちらに共鳴するかで物事の進み方は変わっていくのです。

もし、周りに合わせて自分が共鳴してしまうのであれば、

「自分が何に触れて、何を選び、何を取り入れるか」は、とても大切になります。

つまり、「これから自分はどうなりたいのか」を常に意識して、それにふさわしいもの、情報、人、環境を選んで行くことです。ただ、この影響し合う効果は、持続性があるものではないので、すぐに元の慣れ親しんだ、今までの自分の状態に戻ってしまいますが、ただ、それに関わっている時間が長ければ長いほどその影響力は強くなります。

なので、どこに自分の身を置くか、そして置き続けるかということがとても大切なのです。

自分の理想の人や環境に触れ、自分の波動がそれらと共鳴し、変わり、そして思考が変わったとします。そして、今までの友人にその話をしたとしましょう。その友人は以前の自分の波動のままなので、ズレが生じます。あなたを批判したり拒絶したりするかもしれません。もしくは受け入れ、素晴らしいと言ってくれるかもしれません。その時にどちらの波動に共鳴するかなのです。友人があなたの波動に共鳴し二人とも新しい波動になるのか、もしくは元の自分の波動を持っている友人に共鳴し、あなたは自分の波動を元に戻してしまうのか。

新しい自分の波動が相手の波動を変えるくらいしっかりと自分に定着していれば自分の波動は維持できます。でも、そうではなく、まだ揺れ動くのであれば慣れ親しんだ波動に戻ってしまうかもしれません。

ここで元の波動に戻ってしまうのは、自分の行動に対する相手の対応を思考で判断してしまうことが一つの理由です。例えば相手から自分が拒絶された、批判された、馬鹿にされたなどと感じ、全てを結びつけてしまいます。相手はただ自分の意見、考えを伝えただけなのですが、自分は勝手にそう思ってしまうのです。そのことによって、自分の変化した波動は、周りから見たらそういうものなのだと考えてしまい、元の慣れ親しんだ相手と同じ、快適と思っている波動へと戻っていきます。

でも、そのように感じる必要はないのです。同じ環境にいて、同じものを見て、同じことを聞いてもその事実の受け取り方は人それぞれ、違うのです。必ず同じではないし、違っていて大丈夫なのです。そして自分の意見を押し付ける必要もなければ、受け入れてもらえなかったことで、落ち込んだり、怒ったり、悔しがったり、どうして分かってもらえなかったのだろうと考えたりする必要はないのです。そういう時は、ニュートラルにフラットにそこから離れれば良いだけなのです。そして、自分が望む環境に自分自身を置けば良いのです。その人とも時期が来れば同調するときが来るかもしれません。なので執着をせず、そういうものだと理解すれば良いのです。そして、望む場所へと動きましょう。物事は変化し続けるのです。

『他人があなたを怒らせたり、怖がらせたりするのは、他人の言動に対してあなたの心が同調するからである。あなたの心がそれに同調しないなら、誰が何を言おうとあなたを怒らせることも怖がらせることもないのだ。 ナポレオン・ヒル』

やはり目標設定は人生の一部なのだと感じ、それがこの世界を生きるゲームの基本設定なのだと考える

君が、普通の生活をしたければ、目標なんていらない。でも、普通と違った人生を望むならば、それを明確にしなければいけない。たとえば、宇宙のレストランに入って、オーダーすることをイメージしてほしい。レストランに入って、「ご注文は?」と聞かれる。君が何も言わなければ、周りの人と同じランチの定食を運んできてくれる。君が、普通の人の食べる定食がイヤなら、別の注文を出さないといけないだろう。

目標は、この注文のようなものだ。何が欲しいか言ってあげないと、ウェートレスの人も困ってしまう。はっきりと何が欲しいかを言ってあげなければいけない。どういう仕事がいいのか、どんな人生が欲しいのか、一つはっきりさせていけばいい。そのオーダーを伝えると、ウェートレスの人が、その人生の値段を言ってくる。

宇宙レストランの値段はお金ではなく、行動で支払うことになっている。欲しいもののための、行動リストを書いて、そのとおりに行動する。そうすると、注文どおりの人生がやってくるというわけだ。引用 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

目標設定は、私たちにとって大切なものの一つです。目標を設定することによって、目的地がわかり、思考と行動が変化します。何をすべきか何を基準に物事の判断をするべきかがわかり、その結果、自分の言葉や行動、振る舞いも変化します。日々の暮らしの中で、少しづつ少しづつ思考を変えていくことで、現実も変化していくのです。これは潜在意識の書き換えとも言えます。

「健康でいたいなら、健康でいるという思考、目標」を持ってください。

「豊かでいたいなら、豊かでいるという思考、目標」を持ってください。

ここで大切なのは、

「健康になりたいという思考、目標」「豊かになりたいという思考、目標」ではないということです。なりたいという思考、目標では、なりたいという現実ができてしまうからです。ずっと達成されていない状態が続いてしまうのです。

では目標を作ってみましょう。目標を作る時には、感情・感動をつけてリアルにイメージしてください。この感情・感動がとても大事になります。そして、本当に求めているものでなければリアルに楽しくイメージできないのです。自分が本当に求めているものを目標にしてください。何を自分が求めているのかをしっかりと見つめてください。それがわかれば、その目標を言葉にし、それを達成した自分を感情・感動とともにイメージして何度も味わってください。それがまず目標実現の第一歩です。

その時にもう一つ大事なのは、その目標を自分自身がしっかりと信じることができるかということです。自分自身のどこかにその達成は無理だと感じないようにすることです。もし無理だと感じてしまうとその影響が出てしまいます。現実化が遅くなってしまうかもしくは現実とならないか。そもそも自分の限界を超えたイメージを自分で想像するのは難しいものです。そこで、まずは自分が達成できると感じているところの少し上を目標に設定してください。それならば、達成できた自分をイメージすることは難しくはないと思います。ほんの少しの上から始め、徐々に広げていけば良いのです。自分に作っている制限を少しづつ取り外していくのです。

なかなか自分でするのは難しいと感じるのならば、こういうイメージングのサポートとして、カウンセリングやコーチング、キネシオロジーのセッションなどを活用するのも良いと思います。

人にはエネルギーが絶えず流れています。そのエネルギーをどこに流すかで、物事は大きく変わるのです。そのエネルギーの流す先を明確にするのが目標設定なのです。毎日の些細なことでも、ひと月後のことでも、一年後のことでも、たくさんの目標を設定してください。そして書き記してください。そして何が実現されたか確認してください。きっと、自分が本当は何を望んでいるのかがわかり始めると思います。

直感を感じ行動すること、それがどのような意味を持っているのか

これをしようと思いついた、もしくはふとこれをすれば良いのではないかと思いついた時、よくそれは直感と言われたりしますが、その瞬間にその未来(現実)は出来上がっています。そして、その瞬間が一番スムーズにそれを実現できるタイミングです。だから、何かを思いついた時はすぐに行動することです。それが自分にとって一番良い経験を経て、現実を作り出すタイミングです。それが「今は忙しいからまた後で」とか「今、それをしたらどう思われるかな」とか「今じゃなくても大丈夫」とか考えて、行動を先延ばしにしないでください。そうすると、その現実につながる道は少しづつ遠くなっていき、最後にはその現実に直接つながる道はなくなってしまいます。

直感を得て、何かを思いついた時、きっとすぐに思考が働いて、何かしらの言い訳を作り上げてしまうかもしれません。それをしなくても良い理由を探し出すでしょう。そしてその理由はきっと次から次へと湧いてくるでしょう。それは癖なのです。今までしてきた習慣なのです。同じことを繰り返していたら。同じ現実が繰り返されます。直感は、何かを変えようと、もっと自分の人生が自分の望むものになると考えて、思いついたものなのです。それを実行すれば、今までとは違う現実を作り出すことができるのです。

よく決断は先延ばしにしようという人がいる。あとでゆっくり決断しようというタイプだ。でも、その人はよく見ると大きな決断を知らずにやっている。それは、「いまは決断しないでおこう」という決断だ。これが、人生でも最も大きい落とし穴の一つだ。人生のことを真剣に考えるのは面倒だ。だから、それが重要であればあるほど、何も考えないようにして、決断を先延ばしにしてしまう。でもその人は、人生を無駄に過ごすと決断していることを知らないのだ。こういう人間は実際に大きな問題にぶちあたらないと、人生を見つめなおそうとしない。それは、健康とお金と人間関係の三つだ。この三つで問題が発生しないかぎり、人はぬるま湯で生きていこうとする。何かに直面したり、変えていこうと決意したりしないものなのだ。 引用 ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 本田健

行動すると決めてください。そうすると物事は動き出します。この行動するということを決めることが一番エネルギーを使うのです。動き出しが大変なのです。直感は火種のようなものなのです。その火種が消えないうちに、行動して火を大きくするのです。そうすればあとは自然に燃え続けてくれるのです。

すぐに決断して行動する癖をつけてください。しかし、大きな決断をするにはストレスがあるかもしれません。どうしても今までの癖や習慣が邪魔するかもしれません。まずは、毎日の些細なことから始めるのです。朝、起きて今日はどの服を着るのか、お店で買い物をする時どれを買うのか、どこかにいく時にどの道を選ぶのか、毎日の些細な選択で練習するのです。それならば、直感に従ってすぐに決断しても大きな問題にはならないと思います。そこからすぐに決断し、行動する癖をつけるのです。

「決断の遅い人は、決断を実行に移すのも同じように遅い」のです。

まずは、毎日の些細な直感を感じてすぐに決断し実行に移しましょう。そうすることで徐々に大きな選択もすぐに決断し、実行に移すことができるようになります。そして、自分の現実、人生に大きな変化を起こすことができるようになるのです。

思考を現実化するためのキーワードとは、それが現実化するために私たちがすべきこと

自分の周りにはエネルギーが満ちていて、そのエネルギーは思考することで動き出すのですが、それを現実化するために大切なことが、物質的に行動するということです。私たちは目標を達成することを幸せや喜びと感じがちですが、この行動する、目標を達成するためにいろいろなことを経験する、このことを楽しむためにここにいます。

現実は思考と行動で作られます。

思考したエネルギーはすぐに並行世界に出来上がるのですが、それが物質的に現実化して自分の前に現れるまでには時間がかかります。思考と物質的現実の間にギャップがあるのです。それを埋めてくれるのが行動です。

でも、私たちは、この行動を嫌う、面倒だと感じる傾向があります。そしてすぐに結果を求めてしまいがちです。思ったようにすぐに実現しないとイライラしたり、不安になったりします。本当はこの行動を楽しむべきなのに楽しめないのです。そして、まだ実現しない、まだ実現しないと考え続けてしまいます。その考え自体が実は現実化を遅くしてしまうのです。

でも、自分自身で現実化を遅くしていることに気付かず、いくらやってもダメだったと悲観してしまい、目標や望んだことをもう無理だ、できないとキャンセルしてしまうのです。

思考は行動すれば必ず現実化するのです。途中でやめてしまわない限りは必ず目標に近ずいているのです。せっかくの望みを、自分の思考で遅くしてしまうのではなく、楽しみながら行動し、その過程を経験していれば、必ず現実化して自分の前に現れるのです。その時、自分自身は一つのスッテプを終え、また新たな経験に向けて、さらに加速度を増して進んでいくことができます。

不安、恐怖、恐れ、心配にフォーカスしないでください。ここにいつも目を向けてフォーカスしていると、それが現実化してしまいます。

そして「やっぱり起きた」と納得してしまうのです。それは、自然に起きたことではなく自分自身が起こしたことなのです。

あなたがフォーカスしているのは起きていることではないのです。起きるかもしれないという可能性の一つにフォーカスしているのです。しかも起きて欲しくないことに。それが起きることが前提になってしまって、それが本当のことだと思ってしまって現実に起こしてしまうのです。

自分の思考で現実は作られます。その思考が自分が望んでいることなのか考えてください。そうでなければ、それは手放して、望む現実を思考してください。

『心配とはロッキングチェアのようなものだ。私たちをせわしなく動かすのだが、どこかへ運んでくれるわけではない』作家 ウィル・ロジャース

心配したところで何も解決しません、自分自身にプレッシャーとストレスをかけるだけなのです。全てのことはこの思考と行動の法則、仕組みにそって起きています。それを今度はうまく利用するのです。自分の思い描く人生のために。

エネルギーや思考や波動、感情など色々な視点から自分が今見ている世界を自分の思い描くように創り出す方法を伝えます